家計簿アプリで毎月の支出を見える化しよう!

家計簿アプリ

毎月、自分が何にいくら使っているのか把握していますか?

この問いに答えられる人、実はあまり多くないのではないでしょうか?

資産形成において、毎月、毎年の支出を正しく把握することは欠かせません。
その支出を正しく把握するために必須となるのが家計簿であり、家計簿をつけることが資産形成を最初のステップなのです。

この記事では、新卒入社後、3年間で1000万円以上の資産形成に成功した私が、家計簿の目的始め方、続けるコツについて解説したいと思います。

家計簿をつける目的

家計簿は大事そうだけど、正直つけるのは面倒くさい。。

最初はこう考えてしまいがちですが、まずは家計簿をつける目的を正しく理解しましょう!

家計簿でできること、それは「支出の見える化」です。
家計を見える化したうえで、把握したい内容が次の2点です。

  • 毎月の支出における無駄遣い
  • 最低生活維持費

毎月の支出における無駄遣いを把握する

家計簿をつけ始めると、毎月の支出が予想以上に多いことがわかって驚く方が多いと思います。
毎月の支出を減らそうと思ったときに役立つのが家計簿です。

家計簿をつけると、次のようなことがわかります。

  • 各項目がどのくらいの割合を占めているのか
  • どうしても削減できない項目と努力次第で削減できる項目

具体例として、私のとある月の支出を紹介します。

家計簿アプリZaimのスクショ(わかりやすくするために費目は後から追記しています。)

ここまで毎月の支出が見えるようになると、

けい
  • 奨学金、食費、娯楽費の割合が大きいな。これらの支出を削減できないかな?
  • 奨学金の返済はどうしても削減できないな。。
  • 食費と娯楽費はもう少し減らせないかな?

といったように、支出を減らす検討を進めることができるのです。

ここで、ポイントがひとつあります。
それは、「削減できるかできないかの判断基準は、人によって違う」ということです。

背景は異なるので、一概に一人暮らしならばこの項目は減らせる、とはなかなか言えません。

また、過度な節約で幸せを感じられなくなっては本末転倒ですが、どこまで節約すると幸せを感じられなくなるかのラインも人によって異なります。

だからこそ、自分自身の家計簿をつける必要があるのです。

例えば、私の場合は社員寮に住んでおり、寮費は天引きされた状態で給料が振り込まれます。
そのため、あえて住居費は家計簿で管理していません。

これが賃貸の一人暮らしであれば、住居費は毎月の支出の中で大きな割合を占め、削減できないか検討する項目に真っ先にあがるでしょう。

最低生活維持費を把握する

このブログでは、将来に向けた投資による資産形成を推奨しています。
投資でお金を増やそうと考えたときに、まずは生活防衛資金を貯めることが大切です。

生活防衛資金とは

いざというときのために投資に回さず現金で確保しておくお金のこと

急に会社が倒産にして収入がなくなってしまったり、急なケガや病気でまとまったお金が必要になったりする可能性も0ではありません。そんな場合でも、生活防衛資金として一定のお金があれば、焦らずに落ち着いて対応することができます。

その生活防衛資金として必要な金額そしていくら必要か把握するためには、普段の毎月の支出を把握する必要があります。毎月の支出の正しい数字は、家計簿をつけなければわからないのです。

私の場合、上の家計簿を見ると、一ヶ月無理なく生活できていることがわかります。
一ヶ月あたり15万円程度あれば、まずは十分生活していけるというのがわかります。

これから家計簿を始める人は、家計簿をつけるとこういうことがわかる、くらい理解してもらえれば大丈夫です。

家計簿の始め方

家計簿の重要性について、納得していただけたでしょうか?
続いて、具体的な家計簿の始め方を紹介します。

次の2つのステップです。

  • 家計簿アプリをインストールする
  • 項目を決める

家計簿アプリをインストールする

家計簿をつけるツールには様々なものがあります。下記の方法が代表的なツールです。

  • ノートなど手書き
  • エクセル、スプレッドシートなどの表計算ソフト
  • 家計簿アプリ

これから家計簿をつける人・やり方を変えてもいい人は、「家計簿アプリ」一択です。

なぜかというと、銀行口座やクレジットカード、電子マネーと連携して、自動で家計簿をつけることができるからです。機械に任せられるところは、極力任せて、自分の時間を他の好きなことに使いましょう。

ちなみに私は、「Zaim」というアプリを使用しています。

他にも、「マネーフォワード」や「Monetytree」などのアプリが有名です。
一度ためしてみましたが、どれも無料に範囲で十分使えます。

自分が使っている口座と連携できるアプリであれば、インストールしてみて、気に入ったものを使えばいいと思います。

Zaim
Zaim
開発元:Zaim Inc.
posted withアプリーチ
マネーフォワード ME
マネーフォワード ME
開発元:Money Forward, Inc.
posted withアプリーチ

ちなみに私は家計簿とは別で、資産全体の管理用にマネーフォワードも並行で使用しています。

項目を決める

家計簿アプリをインストールしたら、項目を決めていきましょう。

項目を決める上で重要な観点が1つだけあります。

それは、「必要な項目」と「削減余地のある項目」がわかるように項目を分類するということです。

例えば、同じ「食費」の大項目でも、「必要な項目」として「食料品」、「削減余地のある項目」として「外食」で分けるといった分類です。

家計簿の目的は毎月の支出における無駄遣いを把握することなので、その目的が達成できるように分類分けをしていきます。

参考まで、私の項目分けを載せておきます。

大項目小項目
食費食料品
外食
水道光熱費水道
電気
ガス
日用品消耗品
その他
交通費公共交通機関
ガソリン
高速料金
タクシー
その他
娯楽費飲み会
旅行・レジャー
グッズ
映画
音楽
書籍
その他
教育費書籍代
その他
ファッション被服費
美容費
その他
通信費スマホ料金
インターネット
医療費通院費・薬代
保険料
その他
自動車自動車保険
自動車税
その他
税金ふるさと納税
その他
奨学金奨学金返済費
その他プレゼント
ご祝儀・香典
その他

最初は項目分けをこだわってしまいがちなのですが、最低限「必要な項目」と「削減余地のある項目」が自分の中で明確に分けられれば、それでOKです。

正直に言うと、私の項目分けも本当であれば改善の余地はまだまだあると思います。

ある程度項目分けできたら始めてしまって、気になるようであれば後から修正していくのがおすすめです。

家計簿を続けるコツ

実は、私も家計簿が続けられすに何度か挫折した経験があります。
そんな私でも、家計簿アプリを使用することで、今では3年以上記録を継続できています。

家計簿を続けるコツは、以下の2点を意識することです。

  • 極力クレジットカードや電子マネーで支払い、自分で記録しない
  • 完璧な記録にこだわりすぎない

こちらに関しても、詳しく解説していきます。

極力クレジットカードや電子マネーで支払い、自分で記録しない

何事も続けるのではなく、自動的に勝手に続く仕組みづくりを行うとよいです。
家計簿も同じです。

アプリを利用して家計簿をつけている前提ですが、クレジットカードや電子マネーで決済した場合、支払い情報を自動でアプリ上に反映することができます。

加えて、使用し続けると、アプリがよく使う項目を認識して自動で分類してくれるようになります。

どうしてもクレジットカードや電子マネーが使用できずに現金で支払う場合は、レシートをもらって後からスキャンして記録するようにしましょう。

ちなみに、クレジットカードや電子マネーでの決済はポイントもつくので、資産形成において相性がいいです。現金をあまり持たなくて済む分身軽になりますし、いいことづくしです。

完璧な記録にこだわりすぎない

細かい記録にこだわりすぎると、収支が合わなくなって嫌気が差してしまいます。

家計簿の一番の目的は、「毎月の支出における無駄遣いの見える化」です。
目的に影響しない完璧主義はやめて、80点を取り続けることを目指しましょう。

経験上、以下の2つを心がけるとよいです。

収入と収支は細かく比較しない

収入と支出の金額があっていないと、気持ち悪くて合わせようとしてしまいます。
そこで、最初から収入と収支は細かく比較しないことをおすすめします。

特に、現金の流れは管理が大変です。
口座から〇〇円引き出し、月中に〇〇円使用、月末の財布の残金は〇〇円、、これをやろうとすると高い確率で月末の収支が合わないので、最初から見ないことをおすすめします。

実際に、私は家計簿上で収入は一切見ていません。

会社員の場合は、給与明細で簡単に収入を把握できるので、家計簿で収入を管理する必要性は高くありません。

数十円~数百円レベルの誤差は許容する

数十円~数百円といった、多少の金額がずれたとしても、全体にそれほど影響はありません。
細かい支出は抜けているかもしれないけど、大体あってるからいいや、くらいで割り切る気持ちが必要です。

よくあるのが、現金払いでレシートをもらえなかった場合や割り勘で現金払いをした場合です。
後から記録をつけますが、いくらだったか忘れてしまうことが出てくると思います。

そんな場合の私の目安ですが、数十円~数百円レベルであれば、きりのいい数字に丸めて記録してしまいます。

繰り返しですが、極力クレジットカードや電子マネーで支払い、自分で記録しないようにすれば、このような問題も考えずに済みます。

家計簿で毎月の支出を見える化しよう!

この記事が家計簿を始める、もしくは見直すきっかけになれば嬉しいです。

家計簿をつけることで、毎月の支出を減らす検討のサイクルが回り始めることが、資産形成における重要なステップです。

家計簿アプリをインストールして、毎月の支出を見える化してみてください。

Zaim
Zaim
開発元:Zaim Inc.
posted withアプリーチ
マネーフォワード ME
マネーフォワード ME
開発元:Money Forward, Inc.
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