持株会が設定されている会社にお勤めの方は、誰でも1度はこの問いについて悩むのではないでしょうか?
「持株会」と調べると、よくメリット・デメリットの比較が出てきます。
しかし、持株会をやるべきかどうか判断する上で考えるべきたった1つの判断基準があります。
目次
持株会に加入すべきかどうかの判断基準
結論から言うと、他の投資と比較して儲かるかどうかです。
持株会はれっきとした投資です。
投資をやる以上、まずはシンプルに儲かるかどうか、そして最良の投資先なのかどうかを検討すべきです。
持株会をやるべきか迷うということは、持ち株に回す分の投資資金はあるということになります。
仮に持株会をやらなかった場合に、その資金を別の投資先に回したほうが儲かるのならば、あえて持株会をやる必要はありませんよね。
自分が購入しようとしているものを、しっかりと見極めることが重要です。
儲かるかどうか自社株の過去の実績を見てみる ーS&P500との比較ー
何が儲かるのか、将来のことがわかる人はいません。
持ち株と他の投資方法どちらのリターンがいいのか、比較するためには、過去の実績を比較してみるのが一つの手です。
持株会の場合、多くの企業では拠出金額の数%~10%程度の上乗せして株がもらえると思います。
これに加えて、自分の会社の株価の値上がり(キャピタルゲイン)と配当(インカムゲイン)分の利益を加えたものが、持株会のトータルリターンになります。
過去の自分の会社の実績を調査して、年間何%になるのかイメージしてみます。
株価の値上がり(キャピタルゲイン)の比較
株価の値上がりをわかりやすく比較するには、自分の会社と比較対象を1つの株価チャートに並べて見るのがおすすめです。
例として、日本で一番時価総額が大きいトヨタ自動車とVOOの比較5年チャートを載せます。

ここでは、株価チャートの比較ツールとして、TradingViewを使用しています。
TradingViewを使うと、様々な投資先を1つにまとめた株価チャートを簡単に作成することができます。
簡単なので、自分の会社について学ぶいい機会だと思って比較してみましょう。
まずは、TradingViewの検索ボックスから自分の会社を検索します。
表示されたチャート上の比較ボタンから、S&P500米国株式インデックスファンド(VOO)を追加します。
大体、直近5年分くらい見ておけば年率リターンの傾向がつかめると思います。
もう少し詳しく見るなら、自分が毎月拠出できる金額から逆算して、単元株(100株)に到達するまでの期間を計算してみて、その期間分でチャートを比較してみるとよいでしょう。
配当(インカムゲイン)の比較
配当は、各証券会社のページなどで簡単に調べることができます。
ここでは、例としてYahoo!ファイナンスを紹介します。
検索ボックスから自分の会社を検索します。
検索で出てきた自分の会社をクリックすると、クリック先のページに「配当利回り(会社予想)」が載っています。
ここで、比較対象のVOOの配当利回りは、約1.3%です。(2021年7月現在)
比較結果の整理
ここまで、株価の値上がり(キャピタルゲイン)と配当(インカムゲイン)を比較してきました。
自分の会社とS&P500米国株式インデックスファンド(VOO)どちらのリターンの方が期待できそうか見えてきたでしょうか?
持株会の上乗せ分まで考慮して、どちらのリターンが優れていそうか、自分なりの結論を考えてみてください。
迷ったら買わない
リターンが同じくらいで迷うようであれば、買わないことをおすすめします。
一般的な個別株投資以上にリスクが高い投資であるからです。
収入と資産が会社に依存する(会社が傾くと給料と資産の両方が同時に減る)
投資は、リスクは小さくするために分散させるのが基本です。
仮に投資におけるリターンが同じだとしたら、よりリスクが低い投資のほうが良い投資だと言えます。
迷うくらいのリターン差であるなら、あえてリスクの高い持株ではなく、素直にインデックスファンドを購入したほうがよいでしょう。
まとめ
何事も判断するために必要なものは、情報と判断基準です。
持株会で迷うと、メリットとデメリットを比較して検討してしまいがちです。
しかし、いくらメリットとデメリットを比較しても、明確な判断基準がなければ、どちらが優れているか見極めることは非常に難しいです。
自分で決めた判断基準に従った結果であれば、どんな結果になっても後悔は少なくなります。
自分でしっかりと考えて、ぜひ後悔しない投資を実践していきましょう。
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持株会はやるべき?